自由設計
使用しているケヤキ素材を生かした玄関廊下リフォーム
玄関廊下の床を張替えました。
床の一番歩く部分が傷んでいるとの依頼でした。
この現場の場合、気に留める点が2箇所ありました。
1つは上がり框がケヤキ材を使用している為、このまま生かしたい。
2つめは階段がある為、重ね貼りだと落差が不均一になる(一段の間隔が狭くなるため階段を下ったときにつまずく可能性があります)。多くのリフォームの場合、解体・撤去・廃材処分費などが掛かるため重ね貼りにしてしまう場合があります。
どれが良いといちがいには判断出来ませんが今回は撤去して下地から施工しました。
使用した材料はフローリングが無垢でクリアー塗装のナラ材(とても硬く巾が9cmと狭いです)ネタが米松の乾燥材。
BEFORE
既存の床を解体、撤去しました。
フローリングが硬く釘が刺さらないため一本一本ドリルで釘穴を開けての釘打ちでした。
AFTER
仕上がってしまえば何てこと無い工事ですが結構、工期が掛かりました。
しかし、歩き心地、色合い、質感どれを取っても新築時より良くなってるのは言うまでもありません。
そうでないと本来のリホ-ムではないと思います。
室内も明るくなり、もとの玄関框ともマッチしてお客さんも満足しています。