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築30年の住宅の柱だけを残し、住みながらの全部リフォーム

お客様によってはいろいろな考え方の方がいらっしゃいます。
この現場は築30年の住宅です。
建て替えるかリフオ-ムするか?建て替えの場合は話は簡単です。
しかし住み替え等の引越しなど面倒な点が付きまといます。結果住みながらリフオ-ムする事を選択しました。
ほとんど柱だけを残して改築したわけです。但し構造材がしっかりしていた昔ながらの建築だったから成し遂げられました。
このように木造建築は最初がしっかりしていれば何十年でも長持ちするという事です。
改造箇所、外部(外壁・断熱材・耐震補強)、サッシ(断熱サッシ)、キッチン風呂トイレなど水周りすべて、和室(壁・畳・天井)、電気工事などなど。
図面で変更を確認してください。全ての写真は掲載できませんので主だったところのみの説明になります。

T邸リフォーム前平面図
T邸リフォーム後平面図

〈外観〉

〈内装〉

玄関内部 床を張替え、タイルを張替え、壁を塗り替えることによって写真では分かりづらいですが新築同様です。

ここからが本番。この工事で一番のコンセプトは「昔ながらの居間(和室)と台所をワンル-ムにしたい。」とのことでした。
どうせだからカウンタ-式のキッチンにしようと話は進みました。
問題は、二部屋の間にある柱だったり押入れだったりすます。まず押入れを解体撤去し、小屋組の構造体に補強の梁入れ、邪魔な柱を抜く事によって広いリビングキッチンになりました。


結果、今までは風通しが悪く夏場はエアコンが必要だったそうですが、工事後は予想以上に風が通りエアコンがいらない程だそうです。
冬に至っては窓、壁を断熱処理したのでかなり保温性が良くなったと思います。
カウンターキッチンもカップボード兼用のタイプなので収納にも優れ居間のポイントにもなってます。
さらには、誰かが台所に立っても分かるので家族のコミニケーションも取りやすく一石二鳥三鳥になりました。

〈お風呂〉

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